さてさて、好評の世界一周中で辛すぎたことシリーズ。断トツで辛かったのはNYの話ですが、まだ見ていない方はこちらから☟
NYの話に続き、世界一周中に辛かった話。
今回も2本立てのストーリー!!
地獄の72時間移動
南米ボリビアのウユニから次の目的地のパラグアイに向かう。
1番安い方法はバス。
ウユニからパラグアイへのバスルートは2つある。
1つは近道だけど危険な道を行くルート。もう1つは遠回りで時間がかかるけど安全ルート。そりゃ、安全ルートの一択。
でもこの安全ルート、バス3回乗り換えのトータル72時間かけての大移動。
ちなみに私は長距離バス移動が好き。全く苦じゃない。10時間くらいじゃ足りなくて、15時間くらいは欲しい。笑(基本ずっと爆睡)
そんな私でもこんな長時間の移動は初めて。でも、行けるだろうと思った。笑
南米のバスはリクライニングもかなり倒せて、席も広めで快適だから特に心配もしてなかった。
ただ、まぁまぁ舗装の整ってない道を走るので揺れはハンパなかった。笑
バスターミナル泊しよう
アルゼンチンのエル・カラファテ(パタゴニア)のバスターミナルに夜中の3時前に到着予定だった。ちなみにここ☟南米の中でも下の端っこ。
パタゴニアは比較的治安が良い、ただ物価が高めなのでできるだけ宿代を節約したいところ。調べるとこのバスターミナルで夜を過ごした人のブログが見つかったのと、旅友の男子と一緒に向かっていたので2人なら大丈夫かなぁと思い、バスターミナルで朝まで待つことに。
無事に到着して他の乗客が出ていく中、バスターミナルのベンチへ。
ここのバスターミナルとっても綺麗。
トイレもあるし快適。
夜中だからか全然人もいなくて、最終的に2人だけになった。
しばらくすると、警備員らしき人がきて衝撃の一言を言い放つ。
”CLOSE(閉めるから早よ出ろ、はよ)”
え・・・?嘘でしょ( ゚Д゚)!?
調べたら24時間開いてるって書いてたのに。
締め出された私たち。これから宿探すか迷ったけどあと3時間くらいのために宿代払うのもったいないよね、となり明るくなるまでの3時間ほど外で待つことに。
いつでもどこでも寝れる私だけど、ここでは絶対に寝れないと思った。
1番の強敵現る
大きな野犬がいたから。
友達はそんなの気にせず横になってすぐに寝だした。(いや、嘘やん・・)
黒いバッグたちは私のもの。右端にちょこっと映ってるのがすでに横になって爆睡する友達。
私はそもそも大きな犬が怖い。昔小さい時に親戚が飼っていた大型犬に追いかけられたトラウマがある。さらに野犬なんて。
世界一周中最も恐れていたのは野犬。
世界では今でも狂犬病が流行っている。日本には狂犬病の犬がいないから知らない人もいるかもしれない。野犬であっても犬好きならなんの躊躇いもなく撫でたり、近づくと思う。
でもそれを海外でしてしまい、狂犬病にかかっている犬の場合は舐められたり噛まれると適切な処置をすぐに行わないと死に至る。とても怖い病気なのです。
詳しくは予防接種についての記事で書きますが、とにかく私は野犬を避けてきた。
それが旅の終盤、あと2週間で帰国って時に最も恐れていることが起きる。
野犬が私にべったりくっついてくる。
とっとと寝てしまおうと思っても、近寄ってくる。怖すぎ。
その度に起きて場所を変えたりしても、何度も。
アルミカバーで覆って死んだふりして近づいてきても動かずにいたら、ようやくそばを離れていった。(私の咄嗟の死んだフリ作戦成功。よっしゃ!勝った←)
寒すぎたのと空が明るくなったのに気づいて起きると、そこには他にも大量の野犬が。ひぃぃぃぃぃ( ゚Д゚)こんな野犬に囲まれて寝てたなんて。信じられん。アンビリーバボー。いや、よく無事だったな私。
あとで調べてみると、私が到着するつい2週間前にバスターミナルが3時で閉まるようになったらしい。そんなぁ(ノД`)なんてタイミングだよ。
皆さん最新情報はチェックしましょう。もう野宿もこりごり。寒いし。(そっち?)
ちなみにまたこのバスターミナルから次のバスに乗るときにも、当たり前のようにいる野犬。
ゴールデンレトリバーいた。(大きく金色の毛は全部そうだと思ってる)
まとめ
今回は致し方ない(?)ハプニングでしたが、まとめますとこちらです。
長時間バスは意外といける。
バスターミナル閉鎖時間確認せよ。最新情報は常にチェックせよ。
ご参考になりましたら幸いです。笑
コメント