世界一周中いくつか自分なりのルールを作っていました。
それによって、これといった事件や被害に巻き込まれず無事に帰ってこれたのかなとも思います。
もちろん短期の海外旅行にも適用する部分もあります。
完全に個人的な考えのもとなので、これをしたからと言って確実に安全という訳でもありません。参考程度に見ていただけたらなと思います。
また、世界一周中の節約術もご紹介!これであなたもお得に旅ができちゃうかも?!
暗くなってから一人で外を歩かない
すでにいくつかの他の記事でも書いていますが、基本的に”暗くなってからは1人では外を歩かない”ようにしていました。
治安の良い日本でも夜1人で誰もいない道を歩くのも怖いほど。ほとんどは日本よりも治安の良くない国ばかり。
ただ誰かが一緒にいる場合は夜の外出もOKとしていました。なので、どうしても見たかったブダペストの夜景は宿で会った旅友についてきてもらったりもした。笑
もちろん国によっては夜は特段危険だったりもするので、特に治安の良くない地域は誰かに誘われても行かないことにしていたり。
そんなマイルールを3回だけ破ってしまったことがある。
1回目はポルトガルのポルト。深夜バスでポルトへ向かっていて朝8時に到着予定だった。いつもバスは爆睡なので、この日もいつものように寝ていたらバスが停まって皆降りる気配がして目覚めた。え?着いた?と思ったけどまだ外は真っ暗。慌てて現在地を確認すると。
ポルトに着いてるやないかーーいヽ( ゚д゚ )ノ!
その時刻4:30AM。
どこのバスも遅れたり少し早く着いたりするけど、こんなに早く着いたことはない。いくらなんでも早すぎる。笑
とりあえず降りたはいいけど、バスターミナルが閉まってて真っ暗だし中に入れない。もちろん地下鉄もまだ動いていない。
近くに数台タクシーがいるけど、絶対高いし、一人で乗るのも怖い。
かと言って、乗客たちはみんなどこかへ移動していなくなっちゃったし、ここに外で一人で待ってるのも危ない気がした。
目の前にいた欧米人の女の子が歩き出したから、私も歩いて宿まで向かうことに。
ポルトガルは治安が良さそうだけど、それでも一人での夜中の移動は避けたかった。でももうこれしか選択がない。途中どこか24時間空いてるお店があったら入ろうと思ったけど、地図見る限りなさそう・・。(24時間空いてるマックとか近くにあればそこで時間つぶしたのに)
前を歩いてる女の子にどこ向かうか話しかけようとしたとき、その子は私と違う方角に歩き出しちゃって。一人になって余計怖くなった。
できるだけ車通りも多い大きなストリートを通って足早に宿にへ。宿まで50分かかる道のり。昼間なら平気なのにもっとずっと長く感じる。
更にポルトは坂道が多いから、全荷物もっての移動が辛い。・゜゜(ノД`)
ヘトヘトになりながらまだ真っ暗の中、無事に宿に到着。
こんな真夜中の一人での移動はポルトが最初で最後だったけど、本当に何もなくてよかった・・。
2回目はロンドンでどうしてもミュージカルを見に行きたくて。終わる時間が21時だったけど・・見逃す訳にはいかなかった。
ただ、明るいうちに入念にバスを降りてから宿に帰る5分ほどの道を調べた。実際に歩いてみて、この道が良さそうとか。心配だったのは住宅街だったから夜明かりや人通りが少なそうということ。実際にそうだったので、夜道はただひたすら走って無事に宿到着。(こんなオシャレなロンドンで全力疾走してたの私だけ)
3回目はメキシコのオアハカ。死者の日というお祭りに3人で参加していた。
夜のパレードがメインなのでそれを楽しんで帰る頃には22時くらいだったかと思う。あいにく他の2人とは違う宿に泊まってたので、途中から1人で宿へ向かう。怖くて早歩きというかもうほぼ走って到着。この時は仕方なかったけど、本当は同じ宿の人だったら帰り道も同じで安心だったなぁ。
男性も女性もくれぐれも夜道には気をつけてください。
防犯対策はやりすぎなくらいしっかりと
防犯対策については次回の記事で詳しく書きますが、防犯対策はしすぎなくらいしていました。
私が出会った中では私以上にしていた人を見ていないかも。恐らく探せばいっぱいいるとは思うんですが。根が心配性なので、こういう所はしっかり気をつけたいタイプ。それが自分のドジさで軽く全て水の泡になることも多々あるのですがね。笑(こればかりはもうどうしようもない( ゚Д゚)笑)
1日1食は好きなものを食べる
世界一周中はお金をかける所にはかけて、それ以外は基本節約の旅でした。
その中でも食べることが大好きな私は海外グルメも見逃せない。(ビールもね)
なので、1日1食だけはその国のご当地グルメを食べることに決めてたんです。
そのご当地グルメもやっぱり良いレストランで食べると高いので、基本は安くて美味しいと評判のお店を事前に検索して行ってました。
なので、私の記事に出てくるグルメ情報はリーズナブルなお店ですので、高級店に行きたい方には向いていません。笑
基本的に夜は外出しないので、だいたいはランチで1食好きなものを食べることが多かったです。
朝や夜はスーパーで買ったバナナやパン、ヨーグルトなど。特にバナナは世界一周中の相棒と言っていいほどいつもお世話になってた。笑
どの国も基本日本より果物が安いので、よく果物は食べてました。
夜はビールとおつまみとか。笑
この時栄養バランスまではあまり気にしていませんでした・・。いかに安く美味しくご飯に満足できるかに賭けていたので。笑
今ならもう少し栄養も気にかけたものを選ぶと思います。笑
ちなみに世界一周中は節約のために宿で自炊する人も多かったのですが、私は自炊はあまりしなかった。そもそも私はわりと移動型旅人で1ヵ所に長くいることが少なく材料買っても使いきれず余ったり、調味料や米を持ち歩くのも重いし。何よりせっかく海外にいるのだから、いつでも作れる自炊より、海外で美味しいものが食べたかったのもある。それでも旅人に会えば一緒に自炊したり(複数人いれば安くすむし、材料も余らなくてすむ)、少し長めに滞在した場所ではお米買ってセブ留学時に友達から餞別でもらったお茶漬けやフリカケで日本を感じたり。
日本食も何回か食べに行ったけど、世界一周中はほぼ日本食を恋しくなることがなく他の人よりは日本食食べた回数は少なかったと思う。
ですが、ワーホリは全く別。オーストラリアでは常に日本食が恋しかったし、外食めちゃくちゃ高いので基本毎日自炊。この時は米とパスタが相棒でした。(オーストラリアに行くまでは日本でもほぼ自炊してなかったから、ここで自炊の腕が磨かれた笑)
各国でポストカードかマグネット購入
基本節約旅だったのと、荷物を増やせないのもあってお土産は買わなかったのですが、何か小さなものなら・・・と思いついたのがマグネット。
マグネットなら世界中に売ってるし、可愛い。これなら小さくて持ち運べるし私天才じゃーんって思ってたら。(天才ではない)
まぁまぁ序盤の西ヨーロッパで急にマグネットの値段高騰して、今まで他の国で100円~200円くらいで買えてたのに500円以上する・・。
これちょっと痛い出費と思ったので、思い立ったのがポストカード。
世界一周前にも海外旅行の際によく買っていたポストカード。これも世界中に売ってるし何より安い!安い所だと数十円で買えるしヨーロッパでも100円程度。
ということで、統一はできなかったけど各地でマグネットかポストカードを購入していました。
ちなみに最初の頃は瓶ビールのラベルをはがして集めたことも。笑
あとは主にピアス等のアクセサリーも可愛いの見つけたら買ってた。でもその都度すぐ失くしてた。笑 そのお話はこちらの記事にて☟
旅人の中にはステッカーやワッペンを集めてる人も多い。
帰国後の私は部屋にポストカードを飾って、毎日ニヤニヤ眺める。(完全にヤバイやつ)
これを見ると懐かし気持ちと旅したいなぁって旅欲も増す。
思い出にもなるので、オススメです^^
全荷物を持っていても、1時間以内なら歩く(危険な地域は除く)
これも交通費節約のため。笑
基本歩いてました。歩くの好きなんです。
さすがに危ない場所や、その日の観光が詰まってて歩いてたら間に合わない場合のみ交通機関を使うようにしていました。(たまに荷物重すぎて全部ぶん投げたくなる衝動に駆られる( ゚Д゚)笑)
旅行中は街並みを見てるだけで楽しいし、美味しいもの食べるのでダイエットのためにも歩くのオススメです!笑(ヨーロッパ歩きすぎて写真見た色んな人から、痩せた?って聞かれた。調子乗ってたらその後のアメリカ横断で激太りして出発前より太った。何これ。地獄)
1日の予算を決めていた
どのようなルートで周るかざっくり事前に決めていて、また更にざっくりヨーロッパ〇ヵ月で〇万円といったように予算を組んでました。
実際に細かく行先が決まると国によって1日の予算を決めて、そのなかで宿代、移動費、食事代、観光費をやりくりしていた。
考え方は 1日の予算×滞在日数分を最初に現金でお金をおろし、宿代を除いた額でやりくり。
国から国の移動や飛行機代は別予算で組んでいました。
これによってほぼ予算通りで旅を終えることができました。
ちなみに、途中までしっかり細かく家計簿つけてたけど、フィンランドあたりで高すぎて発狂しそうになったので一時期つけるのやめた。笑
でも誰かに聞かれた時に観光費やバス代等すぐに答えられるから家計簿はつけることをオススメします。
長期滞在以外はSIM買わない
スマホの時代になった今、その国それぞれでSIMを購入すればWIFIがなくても簡単にネットが使える。素晴らしすぎる時代。これによってだいぶ旅もしやすくなって海外旅行のハードルも下がったと思います。
ただ世界一周中ともなれば、各地でSIMを購入するのは結構お金もかかるし短期SIMは割高な場合も。私がSIMを買ったのは、長めの滞在で友達と待ち合わせする約束の多かったタイ。約1ヵ月滞在したエジプト。同じく約1ヵ月滞在したアメリカのみ。
その他はSIMは買わずにWIFIだけで乗り切りました。
海外旅行が慣れていなくて不安な人や、短期だから色々予定詰め込んで効率的にしっかり調べたりしながら旅したいって人なんかはSIM購入オススメします。
やっぱりあると便利。誰かと待ち合わせとか特に必要ですよね。
できるだけ夜行バスか空港泊を選ぶ
観光やグルメにお金を使いたくて、出来るだけ削りたかったのが宿代。
これは全員にはオススメできませんが、私には”いつでもどこも寝れる”という得意技があるので、宿に泊まらないという選択もありました。
国や町を移動する際はできるだけ夜行バスを選択。
ただし、夜中の到着は避ける。夜出発して朝到着が理想。
もしくは飛行機の場合でも深夜や早朝のフライトは安いことが多いし、例えば次の日の朝6時のフライトだったら、フライト前に空港へ行って空港泊してから飛行機に乗るなど。
夜中出発の場合でも外が明るいうちにバスターミナルまたは空港に行く。 暗くなってからの移動はしない。到着してもまだ外が暗かったらバスターミナルで明るくなるまで待ってから移動するようにしてました。前述したポルト以外は。笑
これによって、1泊分の宿代が浮いて観光や食事にまわせるんですね。
特に物価の高いヨーロッパなんかは1泊3000~5000円することもあるので、この差は大きい。
夜行バスに空港泊?!ってビックリする方も多いと思うんですが、私も世界一周に行くまでは日本で数回夜行バスに乗ったことがあったくらいで未経験でした。空港で寝るなんて・・・って思ってたけど実は空港って警備もされてるし結構安全。同じように空港泊してる人もたくさんいます。
空港泊の注意点などまた別記事で書くつもりですが、人によっては私のように意外と大丈夫じゃんって人もいると思います。笑
宿選びにこだわる
観光や食に重きを置いていた私は、宿は基本安い所を選んではいたのですがその中でも色々な基準がありました。
宿選びについても長くなるのでまた別記事にしますが、とにかく安ければ良いっていうものでもない。笑
安いに越したことはないのですが、不衛生な宿だったり不快な思いをするのは避けたいので・・。
これも個人差があるので、とにかく安さ重視って人もいれば、宿には1番こだわりたいから高級ホテル一択って人もいると思います。
国際電話はSkypeで
国際電話ってすごく高いイメージのある人も多いと思います。
実際に普通の国際電話はやっぱり高い。
今スマホの時代はLINEやMessengerなどの無料通話で世界中どこにいても電話できますが、これでは日本の固定電話に電話をかけることはできない。
例えばクレジットカードが紛失した時や、病院に行きたい時など日本のカード会社や保険会社に電話する必要があります。
国際電話を安くかけられる方法はいくつかありますが、私が実際に使っているのはSkype。Skype Creditと言ってプリペイドのように事前にお金を払った分電話ができる仕組みでいくら購入するかによっても通話料が変わってくるのですが、私の場合は日本の固定電話にかける場合は1分4円。携帯にかけても1分12円。安い!
もちろん他の国にもかけられる。その場合国によって料金多少変わります。
LINEでも同様な仕組みで国際電話できるのですが、私の場合はLINEだと電波が悪く聞こえにくいことも多かったりで途中からSkypeのみ。
Skype様様って感じなのですが、何点か注意点も。フリーダイヤルや0570などの番号にはかけられないこと。基本的にカード会社や保険会社は海外滞在者向けに固定電話も書いてあるのであまり問題ないと思います。
また、折り返し電話すると言われた場合の電話番号がないこと。
これは、Skypeでも有料で電話番号を取得できるのですが、そこもケチりたかった私はアプリで無料で電話番号を作り、折り返しの際はその電話番号にかけてもらうようにしてました。これは旅中病院に行くときにとても役立ったのでおすすめです。
詳細については別記事で詳しく書きますね。
まとめ
自分も同じことしてる!って方もいたと思います。そんな方法知らなかった!って方にはご参考になれば嬉しいです。
あくまで私のマイルールでしたので、皆さんもご自分のマイルールを作って安全に旅を楽しんでください^^
同じ旅でも人によって目的や楽しみ方が違うのも、また旅の魅力。
次回の私の防犯対策についても是非ご覧ください。
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