前回、海外での日本人としてのメリットやデメリットについて書きましたが、まだ見ていない方はこちらから☟
今回は実際に”外国人が日本や日本人に対してどんなイメージを持っているのか”について書いていきます。
これはあくまで私が出会った外国人たちの統計であって、全員がそう思っている訳ではありませんので悪しからず。
日本人のメリット・デメリットの記事の中でも書いた部分と被るのもあるけど、そちらも悪しからず。
日本人は親切で優しい
日本人にこんなに優しくしてもらった、親切にされたというエピソードを持っている外国人も多い。だからこそ、日本人に対していいイメージを持ってくれている。”日本人”だと言うと、日本大好きだよ~って言ってくれる人も。そのおかげで得られる恩恵も多いし、今後もこのイメージを壊さず日本人は優しい国民であってほしい。
英語が話せない
日本に旅行に行ったけど、英語が通じなかった・・・という思いをした人も少なくない。
ロシアで会った東京で働いているメキシコ人が(色々ややこしい笑)、私に日本語で電車のチケットについて話かけてきた。
”日本語話せるの?”と私が聞くと、”少しだけ”というので、”I can speak English(私英語話せるよ)”と言うと、ぱぁっと笑顔になって”あーよかった。日本語まだ苦手だから英語の方が助かる”と言って安心してくれた。笑
ちなみにこの時出会った彼とは今でも連絡とったり、東京で飲みに行くほど仲良しに。笑
彼との会話は80%英語、10%日本語、10%スペイン語というルー大柴の進化形態。(私は中南米旅でほんんっっの少しスペイン語が話せる)
私たちが海外旅行する時に英語フレーズを覚えるように、日本語を覚えて日本に来て頑張って日本語で話そうとしてくれる外国人もいる。
私たちが異国の地で日本語を話せる人がいたらほっとするように、日本でも英語が話せる人がいるとほっとするに違いない。
でも日本人は英語が伝わらなくてもどうにかジェスチャーなどで道を教えてあげようとするし、そういう親切さも大切。何か困っている外国人がいたら是非積極的に話しかけて助けてあげてほしい。
SUSHIと言えば巻き寿司かカリフォルニアロール
日本食が好きな外国人も多い。日本人だと言うと”Oh,SUSHI~!”って言ってくる人も。(待て、私は寿司ではない。笑)
世界的にも日本食=SUSHIは有名。世界中いたるところに日本食レストランやお寿司屋さんがある。でも海外にあるお寿司屋さん、特に外国人が経営しているお店は寿司といっても巻き寿司やカリフォルニアロールがメインだったりする。
私たち日本人からしたらカリフォルニアロールはあまり食べることはないし、寿司=握り寿司。
そんな訳で多くの外国人は寿司=巻き寿司やカリフォルニアロールを指しているという違い。笑
断然握り寿司じゃろぉがい!の私からしたら信じられない( ゚Д゚)笑
私はどうしても握り寿司を食べてほしいけれど、オーストラリアで巻き寿司を作ったらめちゃくちゃ好評で毎回速攻でなくなった。笑
巻き寿司は簡単だし、大人気なので海外にいる時でも外国人に作ってあげると喜ばれるのでおすすめ!
でも外国人はビーガンの人も少なくないので、野菜のみの巻き寿司も作ってあげると◎
サーモンとクリームチーズの巻き寿司も作ったけど、写真撮る前にソッコーなくなった。笑 サーモン+アボカドも◎
日本に来たら絶対握り寿司食べさせてあげたいぃぃぃい!といつも思ってる。
日本人はシャイ・意見を言わない
私たちが外国人はフレンドリーというイメージを持っているように、日本人はシャイと思われていることも多い。
もちろん日本人でも人にはよるけど、間違いではないと思う。
私は日本人の中でも特段シャイだと思うし、海外にいてもその性格が180度変わることはないけれど。前よりはだいぶマシになったかなぁという感じ。何度も“Don’t be shy”と言われたことがある。笑
また、日本人は意見を言わないと思われていることも。
これは文化の違いもあるとは思う。日本人は今でこそ”自分の意見を持て”と言われるようになったけれど、子供の時から”協調性を大事”に育てられる。どちらかというと、時には自分の意見を抑えても周りとの関係を大事にしろと教えられる。もちろん育った環境が違えばそうじゃない人もいるけれど、少なくとも私はそうやって育ってきたように思う。
だから私はシャイ+意見を言わない日本人だった。シャイだから意見を言えないように捉えらることもあるけど、私はシャイと意見を言わないことは違うと思ってる。
今でも私はシャイだけど、意見はしっかり言うようになった。特に外国人に対しては。それは文化の違いを受け入れるようになったから。日本人は空気を読むことを大事にしているけれど、海外では空気を読むことをしない文化もある。だから彼らに対しては”はっきり言う”ことが礼儀であると思ったから。
そうして意識していくと、最近は日本人に対しても少しずつ思うことを言うようになってきた。でももちろん私は日本人に対しては空気を読むこともする。言っちゃいけないことと言っていいことを使い分けるようにしている。
もちろん、外国人だからって何でも言っていい訳ではなくて、その国の文化によってはタブーとされる話題もあるから注意した方がいい。
中には自分は日本人だから相手の文化に合わせたくない人もいると思う。これは個人の考えだから人それぞれだけど、私個人の意見としては、自分の国の文化も持ちつつ、相手の文化も尊重したい。
いくら”Don’t be shy. Let’s dance!”と言われようとも、激しく一緒には踊れない。これは私のシャイな性格であって人前での激しいダンスは強要しないでくれと思う。笑
それでも楽しそうに踊りまくるあなたたち、Love you guys!!
アニメ好き
日本と言ったらアニメと思っている外国人もしばしば。日本のアニメが大好きな人も多いし、そんな彼らは日本人は皆アニメが好きだと思ってる。笑
当たり前のように知ってると思ってアニメの話をしてくるけど、私はいつも”え、ごめん。何それ?知らない”ってなる。笑
昔は色々アニメ見てたけど、今でも好きで話についていけるのは”ONE PIECE”くらい。”ONE PIECE”の話であればいくらでも盛り上がれる。
”日本人より日本のアニメに詳しい”外国人あるある。なんなら、日本の面白いアニメについて逆に教えてもらう。笑
オススメされて初めて見た”進撃の巨人”と”BLEACH”はめっっっっちゃ面白くてハマった。何で今まで見ていなかったのか、私本当に日本人だったの?アホなの?(大袈裟)教えてくれてありがとうってなった。笑
アニメの話は盛り上がれるし、外国人の方が詳しく知ってるなんてちょっと恥ずかしいから是非とも王道なものは一度見てみてほしい。
ちなみにアニメ話で面白かったのが、ドラえもんは浸透していないのにクレヨンしんちゃんは世界中の人が知ってること。笑
オランダやフランスでは普通にテレビ放送してた時もあって、小さい頃見てたから知ってるって人がいた。あの面白さは万国共通らしい。笑
お金持ち・騙しやすい・軽い
これについてはデメリットの記事で詳しく書きましたが、日本人はお金持ち・騙しやすい・軽いと思っている外国人もいる。
特にお金持ちのイメージは強い。
私がオーストラリアで働いていた時、オーストラリア人のSV(マネージャーのような人)に”MIHOの苗字はTOYOTAか?HONDAか?それともYAMAHAか?”ってイジられてた。笑
もちろんこれは冗談で言ってただけだけど。私からしたらオーストラリア人の方がよっぽど高い給料もらってるわ!って思う。笑
日本車最高
日本と言えば車というイメージも強く。世界中どこでも見かける日本車。
日本車に乗ってる人も多いし、外国人からも高い評価。
日本人として誇りに思うし、日本車を見かけるとなんだか安心するし嬉しくなる。
日本人は真面目
いい意味で日本人は真面目と思っている人も多い。特に仕事面に関しては信頼が厚い。オーストラリアでも時には”日本人だから”という理由で採用してくれた話も聞くし、日本人は真面目でしっかり働くというイメージがあるのは確か。
実際に日本人は外国人に比べて時間厳守だったり、勤務態度が真面目な人も多い。オーストラリアで働いていた時は当たり前のように遅刻してくる人もいたし、それに対して謝ることもない。笑
更には勤務中でも携帯触ったり、座ったり、がっつり世間話してたり本当に自由な人も。仕事に関しては本当に文化の違いを感じる。笑
日本人は働きすぎ
日本人は仕事に対して真面目というイメージとともに、逆に働きすぎと思っている人も多いし、これは何より私たち日本人が1番痛感していると思う。
最近は厳しく取り締まるようになった残業問題も、未だに解決されてない会社も多いと思う。
これに対しては本当に海外の”時間になったらさっさと帰るスタイル”が私はいいなと思う。
更にはヨーロッパのようにホリデーとして1ヵ月休みなどがあれば、日本人はもっと海外にも行けるし、私のように旅行に行きたいから会社辞めますって人が出なくてすむかもしれない。
”日本人はどうしてそんなに働くの?”と聞かれても私は答えれない。でも私は幸い前職でも残業はしなくていい方針だったので、本当に必要な時だけ残業していたし(むしろ終わらないから残業したいのにさせてくれない雰囲気すらあってそれはどうかと思ったくらい笑)、今日本で働いていても基本は5分前到着、時間ピッタリにパソコンシャットダウンして即刻帰宅してる。笑
必要であれば残業も仕方がないけれど、深夜まで残業だったり、ましてやサービス残業なんてあり得ない。そんな会社であれば今すぐ辞めていいと思う。
会社の不満を言うのは簡単だけど、その会社を選んでいるのも自分。あなたには働く環境を選ぶ権利があることを忘れないで。
侍や忍者がいる
未だに”日本には今でも侍や忍者がいる”と本気で思っている人もいたのが、私には衝撃すぎて。笑
キラキラとした目で”ねぇ、日本には侍がいるんだよね?!”って言われた日には言葉に詰まる。
そ・・それは遥か昔の話であって今の時代にはいないんだよ。ってそんな夢が壊れること口が裂けても言えない。(でも普通にいないよって言う。鬼。笑)
日本=侍・忍者ってイメージもやっぱり大きいみたい。
聞かれることがあれば心を鬼にして”いない”と答えてあげて下さい。夢を膨らませて日本に来た時にいなくてガッカリすることを想うと、そっちの方が可哀そうだから。笑
まとめ
いかがでしたか?
完全に私目線からの内容でしたが、そんな風に思ってる人もいるんだ~程度に知ってもらえたらと思い書きました。
私含め皆さんも外国人に抱いているイメージは実は違っていたりすることもあるかも。笑
私はあまり”〇〇人”だからと国籍で判断するのもされるのも好きじゃないので、個人的には色眼鏡をかけずに”一個人”として見るようにしています。考えも性格も人それぞれ。私日本人だけど全然シャイじゃないよ!って人もいる。
世界中の人たちと出会うことによって、”人それぞれ”という思いが一層強くなったのでした。
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